皆さま、本当にご無沙汰いたしました。ほとんど3か月ぶりの、更新です。キョウさんがお忙しい間、お留守番を承ったにもかかわらず、私maxyも、ほとんど放置状態でした。 それなのに、ここを訪問してくださる方がいらしゃること、本当に驚きです。ありがとうございます。今回のお話は、昨年、キョウさんが描いて下さった2点のイラストからインスパイアされたもの。テーマは、「DEANの身長は、いつSAMMYに追い越されたのか?」です。その時二人は、どんな気持ちで、どんなやりとりがあったのでしょう…? クリプキ氏が書いてくれないので、無理やり自分で書いちゃいました。
そして実は、今回DEANに絡んで登場する小さな兄弟、JOHNとROBERTには、モデルがいます。それが、このお二人(←)。namiさんちの、ちびハンター兄弟です。彼らは現在、ママであるnamiさんの指導のもと、せっせとハンター修行中だとか(?)。将来が楽しみです♪こんなカワイイモデルがいる割には、お話はほんのお目汚し。ですが、みなさんのお気に召せば幸いです。あ、でも、イラストはすごくかわいいです。なので、それだけは十分に、見ていただく価値があります!(maxy494)
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「あれ? 僕やっぱり、兄ちゃんよりおっきくなってる?」
DEANと並んで歯磨きをしていたSAMが、洗面所の鏡の中のDEANに向かって、大真面目に尋ねた。
「ん? そうかぁ?」
DEANは、どきりとしたがそらっとぼけた。
「ほら、よく見てよ、兄ちゃん、ちゃんと隣に並んでみて! 僕のほうが少しおっきいよね?」
「んなわけねえだろーが?」
DEANは、うがいをするふりをしてとぼけ続けた。
「…う~ん、気のせいかなあ…?」
「そうだ、SAMMY。気のせいだ!」
「そうかなあ…? だってさあ、僕、ホントは1ヶ月くらい前から、兄ちゃんよりおっきい気がしてたんだけどなあ…。…そうだ、なら今日、学校で身長測ってみる。確か保健室に身長計あったから…」
「そんなことして、どーすんだ?」
「別にどーもしないよ。ただ比べてみるの」
「なにを?」
「決まってるじゃない、兄ちゃんと僕、どっちがおっきいか、ちゃんと確かめたいもん」
「で?」
「で、って?」
「だから、そんなことして、なんか面白いことあんのか?」
「うん、ある! 僕、いつか絶対、兄ちゃんよりおっきくなろうって思ってたんだもん。嬉しい!」
「お前、バカか? 俺は兄ちゃんだぞ。兄ちゃんのほうが、弟よりデカイにきまってんだろ?」
「うん、いままではね。でも、僕はもう、兄ちゃんよりおっきい気がするもん」
「……」
「…兄ちゃん、どうかした…?」
SAMは、子供のころと全く変わらない少しエメラルド色がかったオリーブ色の瞳で、DEANのハシバミ色の瞳をまっすぐに覗き込んだ。DEANは、言葉に窮した。

「おい、SAMMY、俺、今日はもう学校に行くからな。用がある…」
口の端には歯磨きのペーストが残ったままなのに、DEANはきちんとうがいもせずに、ソファの上のバックパックをひっつかんで飛び出した。
「…用? どんな?…今日は、僕と一緒にいかないの?」
SAMの声が追いかけて来たが、DEANは振り返りもせずに走りだした。
「兄ちゃ~ん、学校で身長測ってみて、お願い。僕も測ってみるから~!」
無邪気なSAMの大きな声が、またもや背中を追いかけて来た。
本当は、用なんかなかった。
あの、ひょろひょろちびっこのSAMが、まだ中学1年のくせに、高校1年の俺よりデカくなるなんて…。
DEANは、ショックを受けていた。
でもな、いいか、もしSAMが俺より少しばっかリ大きくなったからって、そんなことで落ち込むなんてアホだ…。こんなの、別に、たいしたことじゃない。 組み手なら絶対あいつには負けないし。学校の成績は負けてるけど、でも、ナンパなら…。
DEANは、自分自身をなんとか納得させようとしていた。
正直に言えば、2ヶ月くらい前から気がついてたことで、そのことが、今朝とうとうカミングアウトされただけだ。
でも…。
けれどもDEANは、自分で自覚している以上にショックを受けていた。どうにかしようと思ったのだが、どうしても、学校に行く気持ちにはなれなかった。
よし、今日は、自主休講だ…。
一体どうしたっていうんだ? 俺のハート、ブルーどころか鉛色…。
かといって行くべき場所も見つからず、DEANは、子供たちのために作られた小さな公園に避難することにした。そして、どう見ても小さすぎる子供用のブランコにへたりこみ、時折地面を蹴ってそれを揺らしながら、ぼんやりと、SAMのちいさかった頃の事を思い出していた。
カンザスの家が火事になったとき、飛び散る火の粉の中を、赤ん坊だったSAMMYを抱きしめて外に逃げたこと。その時の、煙の臭いと炎の熱さ。そして、「大丈夫だよ、大丈夫。兄ちゃんがついてるから」と、泣きじゃくるSAMMYを一晩中抱いてあやし続けたこと。ママがいなくなり、父ちゃんも悲しみに沈んでいて、誰にも守ってもらえないと感じたこと。だから毎晩、赤ん坊のSAMを抱いて守りながら眠ろうと決めたこと…。
オシメも替えてやったし、ミルクも飲ませた…。
SAMMYは、小さくて頼りなくて、いつもぴーぴー泣いてて…。俺が守ってやらなかったら、多分……。
しまった! そうだ! 俺、きっとSAMMYに、ミルクを飲ませすぎたんだ!時々ミルクの中に、俺のチョコレート混ぜてやったのもまずかったな。こんなことになるって知ってたら、あいつが泣くたんびにミルク飲ませてやったりするんじゃなかった。可愛がってやったおかげで、俺はこれから一生、弟に見下げられて生きる兄貴になるのか? ヤなこった! 兄貴は絶対、弟よりデカくて強い。そういうもんだ。そういうもん…なはずだよな…?
DEANは、バックパックから、今時はやらないウォークマンとヘッドフォンを取り出し、ZEPPELINを脳ミソにぶちこんでみた。BLACK DOGなら、ブッ飛べる…はずだった。
…ダメ…。体の芯からうねりが立ち上がり、脳天で弾けるようなその音に、今日はどうしても乗り切れない。ROBERT PLANTの絶叫が、毛穴からスカスカ抜け出ていく。命が震え出すJOHN BONHAMのドラミングも、どこかの家から聞こえる冴えないBGMみたいにきこえる。
困惑したDEANは、近くのグロサリーストアでMILKY WAYの大袋を買いみ、それを口に中に放り込み続けた。でも、今日はなんの味も感じない。ただ、胃袋が口から飛び出してきそうなほど膨らんだだけ。DEANは、生まれて初めてチョコバーを吐きそうになった。
再びDEANは、肩を落として子供用のブランコに座りこんだ
…すばらしく美しい青空…。…なのに…。

トントンと肩をたたかれ、DEANは我にかえった。ふり向くと、5歳くらいのちいさな男の子が、ブラウンの瞳でじ~っとDEANを見つめている。
男の子は擦り傷だらけで、服には泥がこびりついている。破けた袖からのぞく腕はところどころ血が滲んでいるし、髪の毛もクシャクシャで枯葉がからみついている。多分、傷は痛いに違いない。けれども、口をへの字にして涙を堪えている。
「なんか用か?」
DEANは、わざとそっけなく尋ねた。こんなとき、下手に同情なんかすれば、この子は涙を堪えきれなくなる。涙があふれ出ちまうなんてカッコ悪いから、必死でこらえてるのに。
DEANは、瞬時に、ちいさな男の子の心を感じ取った。
男の子は、眉間にしわを寄せながら、DEANに文句を言い始めた。
「ブランコ、返してよ」
「え? これ、お前のブランコなのか?」
「違う。ここのブランコ」
「なら、俺が乗ってても問題ないだろ?」
「でも、これは、子供のブランコだよ。お兄ちゃんには、小さすぎる」
「小さすぎても、俺はこれに乗ってたいんだ!」
「僕も、乗りたい」
「俺、譲る気なんてないぜ」
「……」
男の子の目には、突然、みるみるうちに涙があふれてきた。DEANは内心、「ヤバい」と思った。
「そうか…。そんなに乗りたいなら、ブランコ、譲ってやってもいいぞ」
「…ホント?」
「ホントだ。でもその前に、お前がなんでそんなに傷だらけなのか、話してみろよ。それが条件だ」
「……」
「言いたくないのか?」
「お兄ちゃんが、おこるもん」
「俺は、怒ったりしねえぞ」
「そうじゃない。僕のお兄ちゃんがおこる」
「お兄ちゃん、一緒だったのか?」
「うん」
「じゃあ、なんでお前がそんな怪我してんだ? お兄ちゃんは、守ってくれなかったのか? 」
「僕がお兄ちゃんをまもる。だから、けんかした」
「どうして?」
DEANは、男の子に話しかけながら、彼の手を取って引き寄せた。
「お兄ちゃんが、いくじなしだからだよ!」
DEANは、SAMが小さい頃にそうしてやったように、静かに男の子を抱きよせ、彼を自分の膝の上に座らせて、ブランコを小さく揺らした。
ちいさな男の子は、堪え切れなくなってすすり泣き始めた。
「いじめっこにゲームとられちゃったのに…、取り返しに…行かないんだもん!だから…」
「おまえがお兄ちゃんのかわりに、取り返しに行ったのか?」
男の子は、鼻をすすりながら頷いた。
「で、やられた…」
「やられてない!!!!!」
男の子は、DEANの膝から突然飛び降り、不満そうに鼻をふくらませ、DEANを睨みつけた。
「でも、お前、ボロボロじゃん」
「お前じゃない。僕のなまえは、JOHN!」
クソ生意気なガキだと思ったら、父ちゃんとおんなじ名前かよ…。心の中で溜息をつきながら、DEANはその子に向かって手をさし出しながら言った。
「悪かったよ、JOHN。なあ、それじゃあ、はじめましての挨拶だ。俺はDEAN。よろしくな」
小さなJOHNは、少しふくれっつらでDEANの手を握った。
「でもなあ、これはどうにかしねえと…」
DEANは、ポケットからバンダナを取り出すと、そっと、JONHの腕の一番大きな擦り傷に巻きつけた。JOHNはおとなしくDEANに体を預けている。
「で、やられなかったんなら、どうなったんだ?」
「やっつけた。ゲームも、とりかえした」
「お前、一人でか?」
男の子は、いつの間にかもう一度DEANの膝に乗っかっていて、さらにくるりと向きを変えて、DEANと向き合っている。安心したらしい。
「あとから、お兄ちゃんもがんばったの。だから、2人で3人やっつけた。でも、お兄ちゃんが…」
男の子は、またもやすすり泣きを始めた。
「お兄ちゃんが…」
「ボコボコにされちまったのか?」
「…ちがう…。けんかしてとりかえすなんて、やばんなやつのすることだって…。こんなことしたくなかったって、くちきいてくれない…」
とうとう、ちいさなJOHNは、DEANにしがみついて本格的に泣き始めた。DEANは黙って、震えるちいさな肩をそっと抱いていた。
「…ぼくだって、ぼくだって…おにいちゃんをたすけたかったのに。…だから…おにいちゃんのゲームとったヤツ、なぐって…」
その時突然、DEANの目の前に、ブラウンの優しい目をした少年が現れた。その少年がJOHNの兄だということは一目でわかった。なんとなく、おもざしと瞳が似ている。多分JOHNよりも、3歳くらい年上だろう。
その、JOHNの兄に違いない少年は、少し悲しげな表情でじっと、DEANにしがみついて泣くJOHNを見ていた。彼のダンガリーシャツも泥だらけ。ところどころが破けていて、腕や顔にあるいくつもの擦り傷には、まだ血が滲んでいる。そしてその右手には、表面が少しへこんでしまったゲームボーイをしっかりと握りしめていた。
DEANは少年の目を見つめて頷くと、まだ泣きじゃくっているJOHNに話しかけた。
「なあ、JOHN、お兄ちゃんに迎えに来てほしいか?」
JOHNはかすかに頷いた。
「…お兄ちゃんが来たらどうする?」
「…こない…こないもん。おにいちゃんは、ぼく…のことがきらいなんだもん!」
DEANは突然JOHNを抱き上げると、くるりと向きをかえさせて、迎えにきた兄と向き合わせた。
弟の顔を見て、少年は初めて口を開いた。
「JOHN、お前のおかげで、ゲーム、取り返せたぞ」
目にいっぱい涙をため、JOHNは小さくしゃくりあげながら、たずねた。
「…でも、おにいちゃん、まだ…ぼくのことおこってるんでしょ? …やばんじんだから…」
「もう怒ってない。さっきはごめんな、JOHN。おまえが勇気ださなかったら、僕だけだったら、このゲームボーイは、取り返せなかったよ。ありがとう!」
JOHNは、DEANの膝を飛び降りて兄に抱きついた。
「だから、うちに帰ろう。帰って、傷の手当てしないとな」
「…ママにしかられるよね、きっと。シャツもやぶいちゃったし…」
「大丈夫だ、お兄ちゃんにまかせとけって。ママにはちゃんと説明するから。ママもきっと、わかってくれる…。…あ、あの、弟を慰めててくれて、ありがとうございます。僕は、ROBERT…」
黙ってじっと二人を見守っていたDEANに、兄である少年が頭を下げた。
「あ、俺は、DEAN…。な、JOHN、お兄ちゃんは許してくれたろ? お兄ちゃんてのはな、絶対に弟を守って助ける。だから大丈夫だ。わかったか?」
DEANの言葉を聞いて、ROBERTはにっこり微笑み、JOHNはこっくり頷いた。 そして二人は、仲良く寄り添って公園を出て行った。
一人残されたDEANは、またもやブランコを揺らしながら、ぼんやりと考えていた。
弟も、兄貴を助けたいって思ってるのか…。あんなにちっちゃくても…。 弟も、兄貴を助ける…。 弟も、兄貴を守る…。

その時また、DEANは肩をトントンと叩かれた。
「なんだまたJOHNか? 忘れ物したのか? それともまた、兄ちゃんと喧嘩に…」
振り返ると、そこには、水色のTシャツにジーンズをはいたSAMが立っていた。
「お、おまえ…。どうしたんだよ? なんで俺がここにいるってわかった?」
「兄ちゃんは、落ち込むと、何故か近くの公園に行く…」
SAMは、DEANの目の前に立ってDEANを見下ろしながら、くすくす笑って答えた。
DEANは、SAMのTシャツを見て初めて、自分が、パジャマ代わりに着ていたAC/DCのロゴ入りTシャツのままで飛び出したことに気がついた。
「俺、落ち込んでなんかいねえぞ」
「そうかなあ。僕、そんなことわかんないほどバカじゃないもん」
「お前に何がわかるってんだ?」
「第一兄ちゃんは、今、僕の顔を見ようとしない。それが証拠。兄ちゃんは落ち込むと、必ず僕から眼を逸らす…」
SAMは、小さな子供に話しかけでもするかのように、今度は腰をかがめてDEANと向かい合った。
「それに、僕が目の前に立ってると、兄ちゃんは僕を見上げないといけない。だから、ものすごく不愉快なんでしょ?」
今度はいきなりDEANがブランコから立ち上がって、しゃがみこんでいるSAMを見下ろした。
「だから、なんだ?」
SAMは、DEANの苛立ちをするりとかわし、小さい頃のことを話し始めた。
「ねえ、兄ちゃん、覚えてる? 子供のころ、学校が終わると、兄ちゃんはよく、僕を紙飛行機飛ばしに連れてってくれたよね?」
「そんなこと、あったか?」
DEANはまたもやそらっとぼけたが、SAMにはそれがDEANの照れ隠しだということがわかっていた。SAMは、話し続けた。
「僕、どういうふうに飛ばしたらいいのかわかんなくて、よく、飛行機を木の枝に引っかけたり藪の中に落としちゃったりしたでしょ? そのたびに、兄ちゃんが取りに行ってくれて…。木に上ったり、崖を降りたりしてさぁ…。兄ちゃんはたいてい、僕の飛行機持って、擦り傷だらけになって帰ってきたよね? そんときに思ったんだ、僕。 いつか、兄ちゃんよりおっきくなる。で、兄ちゃんにめんどうかけなくてもいいようになる。そして、兄ちゃんを助ける、って…」
「……」
「でも、兄ちゃんは、今それがうれしくないんだよね…?」
「…だって別に、俺よ りでかくならなくったって、俺のこと助けられるだろ…?」
DEANは、複雑な想いだった。SAMの気持ちを聞いて、涙が溢れてきそうに嬉しかった。でもだからといって、兄より大きくなろうなんて思わなくても…。兄が弟より小さいなんて…。そりゃあ
「ブルースブラザース」も弟のほうが大きいし、
エミリオ・エステベスと
チャーリー・シーンの兄弟も、チャーリーのほうがデカいけど…。
DEANは突然、バックパックを肩にかけて歩きだした。
「どこ行くの、 兄ちゃん? 怒っちゃったの? 待ってよ」
「…久々に、紙飛行機飛ばしに行こうぜ、SAMMY! どうせ、おまえだって学校さぼったんだろ?」
DEANの意外な返事に、SAMは、驚きながらも真面目に答えた。
「ううん。サボってないよ。僕のは、早退。頭痛いって嘘ついたけど」
「ったく、要領のいいヤツだな、おまえ!」
「だって、学校に行かなきゃ、身長測れないじゃない!?」
「…おまえ、そのために行ったのか? 学校…?」
SAMは明るい声をあげて笑うと、突然に走りだしてDEANを追い越し、公園の入口のところで振り向いた。
「で、僕が何センチあったか、知りたい、兄ちゃん?」
DEANは、返事をしなかった。知りたかったし、知りたくなかった。
「僕さあ、今、169センチあるんだよ! きっと、もう、飛行機とばしも兄ちゃんに勝てる!」
嬉しそうに叫ぶと、SAMはそのまま公園を飛び出して行った。
DEANの身長は、167センチと少し。でも、黙っていようと思った。 だって、まだ、勝負が決まったわけじゃない。身長なんて、まだまだ伸びる!
「お~い、SAMMY待てよ! もしお前が俺よりおっきくなったら、恐いって言っても、絶対一緒にいてやらねえからな。守ってもやらねえぞ、いいな!」
DEANは、SAMに向かって叫んだ。
そうさ、まだ勝負は決まったわけじゃない…。
それより、ひさびさにSAMと飛行機あそびだ! 何年ぶりだろう? 紙飛行機とばしなら、おまえには負けねえぞ、絶対! 最後には何でも、兄ちゃんが勝つ…。それが世の中の道理……だろ?

DEANも、SAMの後を追いかけて走りだした。
「お~いSAMMY、待てったら待てよ!」
END
・追記:幼い兄弟の紙飛行機とばしの絵に、イメージソングを貼りました。STINGの、「FIELDS OF GOLD」です。(12/21)